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1994年酒探偵団活動報告

「淡路の米で、淡路の水で、淡路を愛する想い」をこめて
「淡路島こだわりの酒づくり体験始まる」

「淡路の米で、淡路の水で、淡路を愛する想いをこめて」

淡路島・こだわりの酒造り体験

 結成当時から夢であった酒探偵団のブランドのお酒を米づくりから醸造まで体験しましょう。
 淡路島の酒蔵は昭和初期には50からの蔵があったのに、現在自家醸造している蔵は4社になってしまいました。
淋しいかぎりです。
全国的にも、平成元年に2149社あったのが、平成6年には理由の1つは、杜氏さんの高齢化と後継者不足です。
全国平均65才になっています。
あと10年もしたらどうなっているのでしょうか?
 提案ですが、杜氏さんを人間国宝にしてほしいものですね。
 長年の経験と感性を駆使して微生物との戦いのなかで醸し出される味わい深いおいしいお酒はもう飲めなくなってしまうのでしょうか?
 コンピューターで1年中造られる画一的なお酒ばかりになってしまうのでしょうか?
 米作りから醸造まで体験していくなかで、日本酒の文化を考えていきたいものです。
 夢であった酒造りを実現に導いて下さった「千年一酒造」蔵元 (東浦町久留麻)武田洋志社長さんと田渕徳左衛門杜氏さんの暖かいご理解を得てまた酒米作りには北淡町仁井小田(おいしいお米で有名)の岩井ゆみ子さんのご好意に甘えて実現のはこびとなりました。

 「淡路の米で、淡路の水で、淡路を愛する想いをこめて」
醸されるお酒はきっとうまい酒になります。
「これぞ淡路島の酒ナリ」を体験しませんか!!

 ぜひご参加ください。

要項

「平成6年6月〜平成7年2月までの5回に分けて実施いたします。」
1.6月上旬 田植え体験(北淡町仁井 岩井さんの田圃)
2.10月 稲刈体験(北淡町仁井 岩井さんの田圃)
3.11月 味について酒談義 ネーミング ラベル募集!!
4.?月 酒仕込み体験(東浦町久留麻 千年一酒造)
5.?月 初しぼり体験(東浦町久留麻 千年一酒造)
*しぼりたて原酒(特別純米酒吟醸タイプ)をお持ち帰りできます。

以上の体験を通じて、淡路島・こだわりの酒造り!!

*岩井さんの田圃で30アールの酒米を作ります。
*割り水には「御井の清水を使用します。
*「千年一酒造」蔵で、米・米こうじだけを原料に6割まで精米して特別純米酒(吟醸タイプ)を造ります。
一升瓶で800本出来ます。
*1月の初しぼり体験のときしぼりたて特別純米生酒はお持ち帰りできます。
*残りのお酒は「ひやおろし」として10月〜11月の初め頃にささやかな完成お祝い会を開きたいと思います。
 1月に飲んだしぼりたてが夏を過ごして秋にはますますおいしくなって私達を魅了するでしょう!

「酒造り体験会員募集」

一口 10,000円

特別純米酒しぼりたて1.8L瓶 1本
特別純米酒ひやおろし1.8L瓶 2本
*会員になられた方は上記の体験全てに参加できます。
但し実費をいただきます。(各回毎に徴収)

第1回 酒づくりは米づくりから!田植えです!

「淡路の米で、淡路の水で。淡路を愛する想いをこめて」
―淡路島・こだわりの酒造り体験―
第一弾 酒づくりは米づくりから!!

 春真っ只中、田んぼのあぜはつくし、たんぽぽ、はこべ、れんげの花でいっぱいです。
 さて「淡路の米で、淡路の水で。淡路を愛する想いをこめて」―淡路島・こだわりの酒造り体験―第一弾酒づくりは米づくりから!!ということで、いよいよ淡路の米「あじまる」の田植の時期になりました。この「あじまる」は兵庫県の農業試験所で生れ、淡路島では「日本晴」の次に多く作られている品種です。又、北淡路農業改良普及所のご指導を得て、病気に強く、たんぱく質が少なめなので、こだわりの酒造りの酒米は「あじまる」に決定させていただきました。
 5月7日にはもみまきも始まり田植を待つばかりです。ぜひご参加下さい。親子づれ大歓迎です。
*「あじまる」で造られるお酒は今だ無く注目されてます。

日時 平成6年6月12日(日)AM9:00〜PM1:00(食後解散)
(雨天決行)
場所 北淡町仁井小田 岩井ゆみ子さんの田圃 TEL82-2222
服装 ・汚れてもいい服、長ぐつ、タオル

・現地集合
・駐車場充分あり
・6月10日までにお返事下さい。
当日の様子

ラジオ関西
「露の団六のニュース大通り」生出演

当日の様子

第1回 秋の収穫 稲刈!!

「淡路の米で、淡路の水で、淡路を愛する想いをこめて」
―淡路島・こだわりの酒づくり体験―
第二弾 秋の収穫 稲刈!!

 去年の冷害が信じられないような、今年の酷暑。
 いかがお過ごしですか。
 6月に一粒の籾から発芽した1本の苗が、今は百倍二百倍に実っています。重たそうに垂れた稲穂を眺めていると、雨の中どろんこになって田植をしたことみんなで食べた「あじまる」のおにぎりを思いだします。
 今年は、雨不足で稲が立ち枯れた田んぼも多くある中、私たちの「あじまる」は無事に育っています。
 改めて、雨やお陽さまの恵みに感謝し、この収穫をみんなで喜び合いたいと思います。
 稲刈が終われば、いよいよ酒造りがはじまります。田渕杜氏さんも10月下旬には蔵入りをします。千年一酒造さんのあの大きなタンクの1つにこの「あじまる」の酒が醸されます。いよいよですね。今回は収穫の秋です。

〈日時〉 平成6年10月9日(日) 午前9:00〜12:00(昼食後解散)(雨天決行)
〈会費〉 大人1人500円(おにぎり、イモ、飲みもの代)
〈持ち物〉 軍手、長ぐつ、帽子、タオル、かま
〈場所〉 現地集合(田植した所)北淡町仁井小田 岩井さんの田んぼ TEL0799-82-2222
〈参加の有無〉 10月8日前日までにご連絡下さい。新しい人の参加も可です。

作業後、刈取った田んぼでたき火をします。
仁井のサツマイモを焼いて、食欲の秋といきます。

味について酒談義
ネーミングラベル募集

・出来るだけ、淡路島らしさを感じるもの
・私たちの酒づくりの想いが感じられるもの
・田植から酒づくりのプロセスの中から感じとれたもの
などなど

淡路酒探偵団「平成6年酒造り体験」酒名候補一覧

01 淡月の筝(あわづきのしょう)
02 島恵(しまのめぐみ)
03 夢の露(ゆめのつゆ)
04 みこの舞(みこのまい)
05 淡清(たんせい):淡路の清酒で、丹精込めて作ったの意。
06 特別吟醸 白芝山(はくしざん):淡路を代表する文化人。
07 純米酒 滴州(てきしゅう):淡路の画家
08 淡路草(あわじくさ)
09 魚稲の国(ぎょとうのくに)
10 みはつの国(みはつのくに)
11 さとの夢さけ(さとのゆめさけ):故郷の夢咲け、左党の夢咲け、佐登美の夢咲けの意。
12 国生み伝説『鉾のしずく』(ほこのしずく)
13 国生み伝説『夢かなえて候』(ゆめかなえてそうろう)
14 『風・土・水・人』(かぜ・つち・みず・ひと)
15 千夢酔(せんむすい):千年一さんを含め、みんなの(千個の)夢で酔ってもらうの意。
16 瑞穂岩(みずほいわ):みずみずしい穂を育てて下さった岩井さんに感謝の意。
17 淡の縁(あわのえにし):淡路でみんなの縁を祝うの意。
18 淡霞(あわがすみ):響きの良さから。
19 永純(えいじゅん):ずっと純朴な酒でありたいの意。
20 流麗照月(りゅうれいしょげつ):響きの良さから。
21 万感遥か(おもいはるか):古いやり方にこだわり、また今後続けていきたいの意。
22 紅舟(くれないぶね):夕焼けのサンセットラインを走っていての思いつき。
23 荒珠(あらだま):粗いところもあるけれどこだわりはあるよの意。
24 妙泉一滴(みょうせんいってき):しぼりたての不思議な味わいの意。
25 島一夜(しまひとよ):淡路に来た人達をこの酒で一晩歓待するの意。
26 くにうみの郷(くにうみのさと)
27 淡州乃郷(だんしゅうのさと)
28 おのころの雫(おのころのしずく)
29 夢乃しずく(ゆめのしずく)
30 島おこし(しまおこし)
31 夢乃島(ゆめのしま)
32 島国(しまぐに)
33 三熊の城(みくまのしろ)
34 淡州桜(たんしゅうさくら)
35 淡海(たんかい)
36 花水仙(はなすいせん)
37 花千鳥(はなちどり)
38 浪漫夢酒(ロマンチック・ムッシュー):フランス語のロマンチック・ムッシューを日本語におきかえ、みんなが恋焦がれた夢の酒の意。
39 光のしずく(ひかりのしずく):淡路の米と水、豊かな自然の恵みの現れで、光(自然)のしずくをありがたく頂くの意。
40 命の和(みことのわ):自分が大宇宙とつながる不思議な命により”和の心”でまとまっているという真理の意より。
41 恵みの雨(めぐみのあめ):雨不足の淡路ですが、この清酒の一滴、一滴が恵みの雨でありますようにとの意。
42 島のナポレオン『手造酒』(てづくりしゅ):手造りの良い所を再認識できるような酒であってほしいとの願いを込めて。
43 自転島(おのころじま):飲むにつけ、語るにつけ、人の心がころんで、より良いコミュニケーションをする酒の意。
44 淡の夢味(あわのゆめみ):”味”は酒米の”あじまる”の字。みんなが見た夢を味わうの意。
45 淡の真秀ら(あわのまほら):”真秀ら”は”まほろば”の語源で「優れた良いところ」との意。
46 島のみのり:淡路にこだわったこの酒はまさに島がくれた賜の意。
47 みのり:上と同じ意味、よりシンプルに平仮名で。

ラベル、デザイン検討会 「千夢酔」命名

当日の様子