高田酒店
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1995年酒探偵団活動報告

第1回「千夢酔」仕込み開始

鏡開きも終わりの大寒の到来を待つ今日この頃。すでに酒蔵では暖かく真白な湯気が勢い良く立ち上っています。
いよいよ私たちの思い入れの酒が田淵杜氏さんの手により生まれようとしています。酒造りに最適な1月のこの時期に私達の酒を仕込んで下さる「千年一酒造」さんに感謝を申し上げます。
「あじまる」で造る日本で初めての酒は果たしてどんな味でしょうか。私たりの「淡路を愛して止まない思いの酒」に期待が膨らむ一方です。
以後は今後のスケジュールです。ぜひご参加下さり私達の思いの酒の誕生を祝いましょう。

仕込み 1月22日(日)午前8時より
しぼり 2月19日(日)同上
いずれも東浦千年一酒造にて行います。

阪神大震災に遭遇!

当時の当店の様子

第1回 「千夢酔」初絞り体験
「千夢酔」は、復興のシンボルとなる

大震災お見舞い申し上げます。まだまだ大変な日が続きますが、皆様におかれましては被害の程はいかがでしたでしょうか。
とても心配しております。
先月の仕込みのはがきを出した直後の大震災で、千年一酒造も事務局の高田酒店も被災に遇い、やむなく22日の「仕込み体験」は中止になりました。その後の蔵主さん田淵杜氏さんの懸命な努力によって、何とか無事に新酒を仕込む事ができました。
また去る12月18日に千年一酒造において東浦町長はじめ12名の選考委員の激論で、57のネーミングの中により私達の思いの酒を「千夢酔・せんむすい」と命名することが出来ました。仕込み体験時に発表する予定でありましたが、やむなくこの場でお知らせいたします。
この「千夢酔」は、夏の干ばつや大地震にも負けず、今まさに誕生しようとしています。当日皆さんでささやかな乾杯をいたしましょう。
内容 しぼり体験 時  2月22日(水)8時集合 
所  東浦町「千年一酒造」にて
当日の様子


「千夢酔」誕生お祝い会

 大震災の爪あといまだ深く、されど季節は巡り希望の春が訪れています。
 あなた様におかれましては、益々のご清祥のこととお慶び申し上げます。日ごろは格別のご高配を賜りまして感謝申し上げます。
 さて「淡路・酒探偵団」はおいしいお酒と出会いたい!酒は文化なり!と叫び続けて五年目を迎えます。結成当時より、淡路島にこだわったお酒を米づくりから醸造まで体験して日本の民族酒である日本酒のことをもっと知りたいと思い続けてまいりました。その願いが叶いまして、この度「千夢酔」の誕生お祝い会のはこびとなりました。
 米づくりをすることによって農家の抱えている問題、酒造りをお手伝いすることで酒造業の抱えている問題を垣間見ることができました。いずれも深刻な問題をもっています。一つだけはっきりいえることはこの美しい淡路島の自然をもうこれ以上壊さないことだと痛感しています。
 この「千夢酔」は平成七年一月二十二日に仕込みに入る予定の直前に、一・一七兵庫県南部地震によって大きな打撃を受けた千年一酒造で、蔵主さんはじめ杜氏さん蔵人さんの命掛懸けの奮闘によって誕生したものです。
 千年一酒造のお心意気がそのまま淡路島の活力になって欲しいものだと思います。ぜひともご参加下さいまして共に「千夢酔」の誕生をお祝いしていただけますようご案内申し上げます。
時  平成七年四月二三日(日)午後二時受付 午後二時三〇分開演
所  ホテル アナガ  西淡町阿那賀 〇七九九‐三九‐一一一一
会費 六,〇〇〇円

当日送迎バスあります。

「千夢酔」誕生お祝い会にあたり

 大震災の爪痕もいまだいえぬ淡路島にも春の季節は巡って参りました。
本日、皆さまにはご多用の中「千夢酔」誕生お祝い会にお集まりいただきありがとうございます。
 さて「淡路・酒探偵団」では”美味しいお酒と出会いたい!酒は文化なり!”と叫び続けて5年目を迎えます。結成当時より、淡路島にこだわったお酒を飲みたい、米作りから醸造まで体験して、日本民族酒である日本酒のことをもっと知りたいと思い続けて参りました。
その願いがかないましてこのたび「千夢酔」の誕生の運びとなりました。

 今回の「千夢酔」づくりを通して、米作りの過程からは日本の農家の抱えている問題、酒造りのお手伝いすることからは酒造業の抱えている問題を垣間見ることが出来ました。いずれも私たち消費者にもつながる深刻な問題だと思います。
それと共に、私たちの愛するべきふるさと「淡路島」の自然や文化をこれ以上に壊したくないという思いも一層強いものとなりました。

 それにしても、昨年夏の異常気象による極端な水不足、本年1月17日未明に起こった兵庫県南部地震と、「千夢酔」の誕生に至るまでのハードルのなんと高かったことか。
米作りをお世話になった北淡町仁井小田地区の農家の皆さん、文字通り命がけの奮闘で醸造に取り組んでくださった千年一酒造の蔵主さんをはじめ杜氏さん蔵人さん方に感謝をいたします。

 今後、私たちの淡路島は明石架橋に伴う経済変動の中で大きな自己変革を余儀なくさせられることと思います。その時に当たっては、今回の「千夢酔」誕生にご助力いただいた皆さま方のお心意気のごとくに、私たちも漲る活力で明るい未来を切り開いていきたいものだと思います。今後も「千夢酔」が結んでくれた皆さま方との出会いを大切にすると共に良き酒縁を育てる活動を続けていきたいと思いますのでご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。

なお本日の会におきましては不行き届きの点も多々あることと存じますが、何とぞ「千夢酔」の美薫に免じご容赦くださいますようお願い申しあげます。

「淡路・酒探偵団」世話人一同

プログラム

14:00 受付開始

14:30 はじまり

主催者挨拶 淡路・酒探偵団 名誉団長 小倉円平
来賓紹介  穂積忠彦様(酒文化評論家、穂積技術士事務所)
  高瀬斉様(漫画家、名誉酒匠)
  武田洋志様(千年一酒造株式会社社長)
  岩井ゆみ子様(協力農家)

記念品贈呈 「千夢酔」命名者 奥山俊明様

乾杯   東浦町長 新阜京一様

(歓談)

お祝いの言葉 露の団六(落語家・AM神戸パーソナリティ)

(酔談)

スライド上映

「淡路・酒探偵団」今後の活動について

万歳三唱

16:30 おひらき

「千夢酔」プロフィール

製造方法 特別純米酒
原料米 あじまる
原料米生産者 岩井ゆみ子 兵庫県津名郡北淡町仁井小田地区
精米歩合 60%
アルコール度 18度未満
日本酒度 +3
仕込み蔵 千年一酒造(株) 兵庫県津名郡東浦町久留麻2485-1
杜氏 田渕徳左衛門
当日の様子

第2回「千夢酔」の田植え

 皆さま、手造りのお酒「千夢酔」の味わいはいかがでしたか。
 さて、今年も北淡町仁井の農家、岩井さんのご協力をいただいて来春の「千夢酔」造りに向けての米作りをスタートをいたします。皆さんこぞってご参加下さい。
 なお、田植えの後はおにぎりとジュースをご用意しております。梅雨の晴れ間の一日、来年の酒の味を話題に楽しいひとときを過ごしましょう。
*雨天でもやってます。長靴などは各自ご用意下さい。
日時:平成7年6月11日(日)午前9時集合
場所:北淡町仁井小田地区岩井さんの田圃
参加費:500円(一名につき)
当日の様子

第2期(1995年度)「千夢酔」会員募集のご案内

第2期(1995年度)「千夢酔」会員募集のご案内

 淡路・酒探偵団では「淡路の米で、淡路の水で、淡路を愛する思いをこめて」淡路島こだわりの酒づくり体験を行っています。第1期は約200名の会員の参加を得て田植えから稲刈り、酒づくりのお手伝いをして来ました。昨夏は異常渇水で苦しみ、1月17日にはあの阪神・淡路大震災で蔵元が被災する中、会員にとっては初めての体験でしたが多くのことを学び、多くの人々との出会いを生み、感動的に誕生させることができました。
 今年もおいしいお米で有名な北淡町仁井の田圃で6月に田植えをしました。第2期は第1期よりさらにおいしいお酒づくりに挑戦しませんか。
 ぜひ現会員様は継続をお願いします。さらに、友人・知人の方にもお誘いいただいて、第1期を上回る会員で取り組みたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

募集要項

会費 一口 9,000円

配布酒 地元の”あじまる”(淡路・酒探偵団が全国で初めて酒米として使用した)でつくった特別純米酒1.8L(一升)を春の新酒・しぼりたて2本と秋の熟成の頃に1本を会員に配布します。

配布時期 春(2月)2本、秋(11月)1本(多少ずれることがあります。)

申し込み方法 所定の郵便振り込み用紙(振り込み料無料)を利用してください。又は、別紙申し込み用紙と会費を直接事務局までご持参ください。

イベント内容 田植え(実施済み)、稲刈り、酒づくり体験、しぼりたて初飲み、落語と銘酒のゆうべなどを予定しています。(詳しくはおって連絡します。)

淡路酒探偵団応援団長 高瀬斉先生淡路へ

当日の様子

第2回「千夢酔」の稲刈り

平成7年9月25日

「千夢酔」第2期稲刈りのお誘い

 日本酒が恋しい季節になりました。あなたさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
 震災の真っ只中でのしぼりたて、夏の火入れとあなたの「千夢酔」はお気に召したでしょうか。今年はこんなお酒にしたいととのご要望があればぜひお知らせください。
 残すは11月下旬頃のひやおろしどんなにどんなにおいしくなっているでしょうか。楽しみですね。
 さて、第2期「千夢酔」の稲刈りが近付いてまいりました。6月に田植えした1本の苗が今はたわわになって実っています。改めて雨やお日様のお恵みに感謝し、収穫をみんなで喜び合いたいと思います。ぜひ、ご出席ください。

日時 10月10日(火)体育の日午後1:30〜3:00
場所 津名郡北淡町仁井小田 岩井さんの田圃
会費 大人一人500円(おやつ、飲み物代)
持ち物 軍手、かま、帽子、タオル
参加の連絡 前日までに事務局

新しい人の参加もできます。
当日の様子