1991年酒探偵団活動報告
都美人酒造見学と新酒で乾杯
淡路酒探偵団世話人会暖かかった淡路島も厳寒の期を向かえ、蔵人たちもまちに待ったとほのく暗い蔵の中で白い息を吐きながら一生懸命酒造りに取り組んでいます。
酒を飲む機会には数多く出会いますが、しぼりたてのお酒を飲んだり、その酒がどの様に造られているか、なかなか知る機会がありません。
”いま日本酒がおもしろい!!”のキャッチフレーズで回を重ねてきましたが、今回は、酒蔵見学!
山廃仕込がどの様に造られるか?
吟醸酒は?
ふるってご参加下さい。
日時 2月24日(日)10:30A.M.
集合場所 都美人酒造(株)前駐車場
会費 2000円(当日集金致します。)
仕込の関係上時間が早くなりましたが、美味しい”しぼりたて”のお酒が待っていますので時間厳守をお願い致します。
準備の都合上、出席の連絡は2月15日までにお願い致します。
当日、丹波の杜氏さんが、丹波の黒まめを煮て下さったり、三原町郷土料理ちょぼ汁を作って待っていてくれます。
都美人を上げて、酒探偵団を歓迎して下さいます。ごいっしょうに楽しんでいただけませんか。
ぜひともご参加下さいませ。
集合場所 都美人酒造(株)前駐車場
会費 2000円(当日集金致します。)
仕込の関係上時間が早くなりましたが、美味しい”しぼりたて”のお酒が待っていますので時間厳守をお願い致します。
準備の都合上、出席の連絡は2月15日までにお願い致します。
当日、丹波の杜氏さんが、丹波の黒まめを煮て下さったり、三原町郷土料理ちょぼ汁を作って待っていてくれます。
都美人を上げて、酒探偵団を歓迎して下さいます。ごいっしょうに楽しんでいただけませんか。
ぜひともご参加下さいませ。
当日の様子
また、当日は朝日新聞社さん、産経新聞社さんが取材にこられ、
新聞に掲載されました!
また、当日は朝日新聞社さん、産経新聞社さんが取材にこられ、
新聞に掲載されました!
たかたさけニュース
1991年3月 NO.1酒探偵団 都美人酒造を見学
2月25日「酒・探偵団」は三原町の都美人酒造を見学。総勢45名は清水社長はじめ従業員の方々の温かい歓迎を受けました。ちょうど新酒の仕込みの真っ最中の忙しい中をお邪魔しました。小倉名誉会長、清水社長の挨拶後まずは蔵見学。一同初めてみる日本酒造りに驚き。精米所、米を蒸しているところ、麹室、酒のもと(山廃もと)、三回に分けて行われる三段仕込みなどを見学、なかなか日本酒とは複雑な行程をへて造られることに感心。麹、イースト(酵母)等を利用して行われる日本の伝統的なバイオテクノロジーということがわかりました。
その後都美人酒造の準備をしていただいた郷土料理(ちょぼ汁、さりさり)、杜氏さんの故郷の丹波黒豆としぼりたてのお酒をいただき、一同感激。畑杜氏の「酒造りの神髄は我が子のように大切に思う心で酒が造られる」という貴重なお話に耳を傾けました。わらび座の大川さんの踊りも花を添え大いに盛り上がりかなりいい気分のところでお開き。
次回は夏に地引き網で取れ取れの魚で一杯やろうという予定。再開を約束。
津名、淡路農業高校で英語を教えるサラ・ロッジさんも参加。日本の酒造りに驚く。
今月のおすすめ(別紙資料参考)
それぞれの蔵は規模は小さいが実力はピカイチ。今年早々以下の各メーカーは雑誌「特選街」や各種雑誌、新聞等のマスコミから厚い注目を受けています。
山鶴 奈良県斑鳩の小さい蔵。しかし、じっくりと作り上げ、今多くの評論家や雑誌から注目を浴びている。「特選街」(1月号)で吟醸酒第2位、純米酒16位の実力を発揮。今注目の蔵。直接蔵元より入荷。
雪雀 愛媛県北条市の伝統的な蔵元。同じく特選街で純米酒部門で堂々の1位。2月に訪問し蔵を見学させていただいた。米は山田錦。量よりも質をねらう。犬養毅の命名蔵。
越の白雁 新潟県。雪国の良質米と水で新潟杜氏が仕込む手作りの酒。吟醸酒はコミックモーニングの読者投票で技術賞獲得。
神亀 埼玉県。400石の小さい蔵。しかし純米酒にきりかえ朝日新聞で注目される。熟成酒は「ひこ孫」のフランド。直接取引で入荷。
[御礼]夏子物語(新潟・久須美酒造)はおかげをもち完売。大人気につき来年は生産増加して対応。
3月の頒布会(会員以外も多少余裕あり)
地酒クラブ→「司ぼたん」純米(高知県)・一本気本醸造(福井県)2本で\3800
越後銘門酒会〜ご好評をもって第9会は終わりました。次回をご期待下さい。
Q&A
一級酒と二級酒のちがいはどこにありますか
かつては一級酒と二級酒は価格だけでなく酒の良さ、うまさにも差がありました。が今は殆ど意味がありません。現に高級酒といわれる吟醸酒、純米酒の多くは二級酒です。そのためかつてあった特級酒はなくなり、来年4月には級別も廃止されます。従ってこれからは正に日本酒も質の時代に入ります。
なお一級酒の酒税は1.8Lで331.74円、二級酒210.60円。
今年の4月より級別が廃止になり、一級、二級がなくなったことは、もうすでにご承知ですね。
”級別って何だったの?”と素朴な疑問がわいてきますね。メーカーが、このお酒を一級で売りたいと申請すると国税庁がそれを認めて一級になっていました。
無審査酒は全て二級扱いでした。ちなみに一升ビン 一級は332円、二級は210円税金をはらっていました。一級と名乗らなければ低い税率で高品質な酒を売ることができるわけです。大吟醸とか純米酒などほとんどが二級になっています。実力本立のお酒は、原料米酒づくりからして良質な米と手間ひまかけるためどうしても原価が高くなるから、あえて無審査で市場へ出すわけです。
今後は普通酒、本醸造酒、純米酒、吟醸酒などに大別されてゆきます。
ラベルを見ると良いお酒、うまいお酒が見えてきます。
おいしいお酒と出合って下さい。
さけのたより
1991年11月 NO,1酒探偵団「琴と吟醸酒」
10月6日津名郡一ノ宮町の最明寺で淡路・酒探偵団の例会が催された。今回は森和子先生率いる森社中の琴の演奏と吟醸酒の組みあわせ。また、俳句のグループも参加。句をひねる。日本酒は「赤石(会員限定酒、明石市)」「旭天祐(島根県松江市)」(3年古酒、純米、本醸造酒)「越乃白雁(2年度金賞受賞、新潟県)」「天楽・小鼓(兵庫県丹波)」「菊姫・大吟醸(石川県)」。どれも銘酒につき一同ウーン。琴の鑑賞とお酒に酔った夕べでした。
級別は廃止
来年4月1日より
「一級酒と二級酒のちがいはどこにありますか」とよく質問を受けます。また、吟醸酒を買ったのに、二級酒じゃないか、どういうことだ、とお叱りを受けることもあります。しかし、ちょっと待って下さい。かつては一級酒と二級酒は価格だけでなく酒の良さ、うまさにも差があったことがありました。が、今は殆ど意味がありません。現に高級酒といわれる吟醸酒、純米酒、本醸造酒の多くは二級酒です。特に地酒の銘酒に二級酒が多いのです。(高級酒は価格が上がることを防ぐため二級にしていることがおおい)。なお、日本酒はできたときはすべて二級酒。一級申請をして税務署が認めれば一級になるしくみ。そのため、国税庁もその意味がなくなったとして級別廃止にふみきりました。まず、特級酒がなくなりました。さらに来年4月には一級、二級も廃止されます。従ってこれからは正に日本酒も質の時代に入ります。これからは級を示す用語も使えなくなりました。なお参考までに現在一級酒の酒税は1.8Lで331.74円、二級酒210.60円。今後は税率が統一され(酒税がなくなるわけではない)二級酒が高くなるようです。
「都美人」の仕込みが始まった。乞御期待
新潟、山形の酒蔵と見学
10月の中旬、新潟の「越乃寒梅」、「メ張鶴」、山形の「栄光富士」の3つの蔵を見学して来ました。幻の銘酒「越乃寒梅」の蔵元は新潟市の郊外亀田にあり古いたたずまいを残している。年間8,000石の酒は、10万人にしかわたらないという。質重視でいけばやむを得ないかも。「メ張鶴」も質重視で知られるようになった。いずれも新潟を代表し現在入手難。プレミア付きが残念。古い蔵だが設備はかなり近代化している。「栄光富士」は山形の鶴岡市にあり、ここも300年の歴史をもつ。古い豪壮な蔵が目を引く、何となく寒い地方でありながら暖かいものが感じられ、それが銘酒「ひとりよがり」を生み出したと納得。 いずれの蔵も大量生産をめざしたものではなく、質を追求して来た結果が今日の地位を築いて来た。日本酒業界のひとつの姿を示している。
頒布会募集中《毎月銘酒が2本ずつ届きます》
地酒くらぶ
11月北雪・秋鹿 12月七福神・龍力 1月刈穂・やまとこづち 2月賀茂泉・天山
4,000円×4ヶ月 商品は全国の銘酒の本醸造酒、純米酒、吟醸酒のいずれかの組み合わせ
越後の酒頒布会
◎本醸造酒コース
11月越の誉・千代の光 12月越乃白雁・越後鶴亀 1月越の鶴・陽明 2月越乃白滝・峰乃白梅
◎蔵ごとの特選限定酒(720mm入り2本)
11月雪の城下町・米百俵 12月越乃香梅 1月千代の光 2月越の華 3月夏子物語・酒の香地
3,000円×5ヶ月
日本名門酒会の加盟店になりました
淡路の銘酒フアンの期待に応えるべく当店は日本名門酒会に加盟しました。今まで以上に全国の銘酒を取り扱えるようになり皆様に喜んでいただけると思います。
今後も全国の銘酒のことならぜひ当店をご利用下さい。
地引き網でとれとれの魚に乾杯!
2月の都美人の蔵元見学から5ヶ月が過ぎました。団員の皆様はお元気でお仕事に励んでいることと思います。今回は西浦海岸・室津の浜で地引き網を引いてとれとれの魚で乾杯しょうという計画です。ご家族や島外のお友達、ご親戚などもおさそいして淡路の自然の恵を満喫しましょう。2挺の船が網をいっぱい広げて引いてくる中にどんな魚が入っているでしょうか。真っ赤な夕日の沈むのを見るのもまた格別ではありませんか。
夏の海はロマンが一杯! ぜひご参加を!
とき 7月7日(日) 午前10時集合
ところ 津名郡西浦海岸 北淡町室津ビーチ
会費 大人3,000円 小人1,000円
(水泳できる服装がいいですよ)
7月2日までに事務局・高田佐登美まで申し込んで下さい
ところ 津名郡西浦海岸 北淡町室津ビーチ
会費 大人3,000円 小人1,000円
(水泳できる服装がいいですよ)
7月2日までに事務局・高田佐登美まで申し込んで下さい
当日の様子
また、当日は朝日新聞社さん、神戸新聞社さんが取材にこられ、
新聞に掲載されました!
また、当日は朝日新聞社さん、神戸新聞社さんが取材にこられ、
新聞に掲載されました!
名月を仰いで 琴の調べと吟醸酒の会
淡路酒探偵団世話人会室津の浜での地引き網
暑い時期ではありましたが、たくさん魚が捕れ、ワイワイと楽しく過ごすことができました。
あれから早2ヶ月が過ぎ、暑かった夏からさわやかな涼風がたつ季節に変わってきました。
秋といいましたら、すすき、満月、おいしいお酒といろんなことを連想させてくれます。今回は、そういう訳で、秋の夜長、じっくりと月見をしながら琴の調べで吟醸酒を飲みましょう。
俳句の一句もでそうですね!!
琴の演奏は淡路の筝曲の第一人者・森和子先生です。お楽しみに!
日時 10月6日(日) 5:00P.M.
場所 一宮町郡家 最明寺 TEL 0799-85-0491
会費 3000円
準備の都合上9月25日までに連絡をお願いいたします。
場所 一宮町郡家 最明寺 TEL 0799-85-0491
会費 3000円
準備の都合上9月25日までに連絡をお願いいたします。
当日の様子